さようなら、私のピノコ(前編)

…気がつけば、いつも一緒でした。

まん丸な他のしこり達に比べると、少し元気でやや大きく
小ぶりなアーモンド形に膨らんでいた左胸下のしこりは
O先生の指導で治療経過の判断材料となっていたのです。

起きた時、歯を磨く時、レジを待つ時…

しょっちゅう私はそのしこりを触っていました

奴が縮んでくるたびに治療が効いていると共に喜び、
いつも一緒のアイツにうっすらと愛着すら…!
(まるで息子の愛する毛布の如く)

…それなのに、
まさか突然いなくなるなんて!

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挨拶すらできず…


そんなわけで先日は、待ちに待った
しこりの再生検に行ってまいりました

5〜6年前に生検をしたことのある私は、今回も
注射を刺して細胞を抜き取る程度だろうと
かなり余裕をかましておりました

と こ ろ が …!

今回のそれは、生半可な検査ではなく
完全に「オペ」だったのです(ガクブル)
※メスで開いてしこりをまるっと摘出


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-------回想シーンはじまり---------

いつものように存分に 待ち時間を堪能しようと
待合室でバックをまさぐっていると、この日は珍しく
あっという間に自分の番号が…(遊び部は血圧測定のみ)

いつもと違うこじんまりした診察室に入ると(ネカフェ個室ぐらい)
180超えのノッポなO先生は、大きな身をかがめながら
チビな私に本日の説明をしてくれました(髭は未確認)

手始めにエコーでしこりの様子をうかがうと、別れが惜しいのか
奴はあまり元気がなく(大きさも縮んできていた)
まるで待合い室で居眠りでもしているかのようでした

↑見かねて「これはおできじゃないか」と意見してみましたが
 「形がおできでも粉瘤でもない」と優しく諭されました


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そしていよいよ手術室に足を運ぶと、そこには
ドラマで見覚えのあるあの照明装置が…!(円盤みたい)

個室でピンクの手術衣に着替えた私が再び
ドアを開けると、そこには姿のわからぬ
ブルーの宇宙人がいっぱい…! (お、O先生はどこ…?)

UFOにさらわれたような気分になった私は
噂のチップを埋められるのかと
緊張と興奮で体がガチガチに硬直しました(+冷や汗)

≪≪部分麻酔で手術開始≫≫

…ムッ!

顔までシートがかかっていて目視不可能に!
どうなる?!自分!!(と左胸下のアイツ)

      …To Be Continued…


(これもチップの影響なのか)
またしても長くなってしまったので
このお話は後編に続きます

今日も元気をありがとう


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