私は何を信じれば…(フェソロデックス3回目)

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「自宅の庭のきゅうり」




息子)「キャーキャー!」
バタバタバタ!

ボウ)「〇〇はどこにあるー?」

テレビ)「♫バスのータイヤが
ぐーるぐるーぐーるぐるー…」

換気扇)「ゴーーーーーー…」

…しゅ、集中できない!
(どんな修行なんだ)

夜中になれば静かにはなりますが、
背後から睡魔が忍び寄り、私の手を…

そんな毎日が続き、ブログを
更新するのも一苦労でしたが、
皆さまはいかがお過ごしですか?


水曜は月一の定期診察がありましたが、
計算違いで朝からオキシコンチンを
切らしてしまいました(大汗)

オキノーム(頓服)があれば平気だろう、
朝は余裕をかましておりましたが、

なんやかんやと動いているうちに
気づけばオキノームが残り一個に…

…足りるかな?足りないかな?

時折感じる背中の痛みに緊張しながら
私はいつもの大学病院へ足を運びました。



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オキシコンチンがないと
さすがにきついやも…

でもフェンベンダゾールの件で
病院から追い出されたらどうしよう…

仏のようなO先生といえど
さすがに今回こそは…

「本当にあったら怖い話」の妄想が加速し、
待機中はずっとドキドキしておりましたが、

私の心配をよそに、O先生は
驚くほど優しかったです。


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参照:本当にあったら怖い話〜フェンベン編〜



O先生は私が勝手にフェンベンダゾールを
はじめたのをブログで知り(現在3週目〜)

逆鱗に触れるどころか、6月のCTの結果で
私が情緒不安定になっているのを察して、

「電話しようと思ってたんですよー」と
いつもの穏やかな笑顔を見せてくれました。

「フェンベンダゾールを調べてみましたが、
どう効果があるのかハッキリわからないので
やめろともやれともいいません。

冷たい言い方になりますが、こちらは
自己責任でお願いします(ニコッ)」
(やさしいーーー!!!)



kenkoushindan_monshin.png



さらに続けてO先生は
6月のCT画像を見ながら、

「悪化したと心配してましたけど
そこまで進行してませんよ」
そう言ってにっこり笑いました。

たしか先月、放射線科のM先生は
CT画像をグルグル回転させながら、

「あっ、ここも!ここも!」と
あちこちの影(光)を見つけ出し、

「今は何もすることがないけど
痛くなったらすぐに言ってくださいね」と
深刻そうな顔をしておりました…

…が、今回のO先生の見解はなんと、
「1年前と比べても大きい変化はない」

えええーー!!
私は何を信じればいいんだろう?


「良くなった時だけお知らせして
悪くなった時はぼちぼちですね、と
嘘を言って欲しいぐらいですがーー」

ショックのあまり、そんなことを
ブログで漏らしたことがありましたが、

まさか、O先生は私に気を使って…?

…いや!O先生は
フェンベンの話をしている時、

「さすがに緊急性が高かったら
(棺桶に片足突っ込んでいたら)

そんなことよりも抗がん剤を、と
怒るかもしれない」そういっておりました。

…ということは、なぐさめではない??
(神様、私に真実を教えてください)


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CTの真実はさておき(いずれ腫瘍マーカーが
ヒントをくれるでしょう)

とりあえず今は治療が変わったばかりなので
このままフェソロデックスの様子を見つつ、

(ここで他の治療を追加すると、
何が効いてるのかわからなくなるので)

フェンベンダゾールの効果が現れると
噂されている10週間は、現状のまま
様子を見ることになりました。

「もしフェンベンダゾールが効いたら
抗がん剤も分子標的薬もしなくてよくなるし、

フェンベンダゾールが効かなかったら
(=フェソロデックスが効かなかったら)
分子標的薬「イブランス」をはじめましょう」

O先生は患者の与太話を冷静に受け止め、
現実的に希望を与えてくれました(大感謝)

O先生が主治医で本当によかった…!

こんなに理解のあるお医者さまは
生まれて初めてです。

白い巨塔で例えるなら、O先生は
地位や利権を求める財前教授でなく
患者目線で誠実な里見先生、、、

世の中にはさまざまな医者がいるけれど
「良い医者も必ず存在する」

これが私の真実です。


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ちなみに前回の診察時に私は
「ハードな抗がん剤もがんばれます」と
鼻息荒く息巻いておりましたが、

当初の予定通り、
やれる限りはホルモン治療を、

追加するなら分子標的薬を、といった
話に落ち着きました(=ルミナールAにて)

あれ…?
この状況は見たことが(The デジャヴ)

思い起こせば4年前、体中のしこりに悩んだ私は
勇気をふりしぼって「抗がん剤もがんばれます」と
宣言してみましたが、O先生の見解は「NO」

この時も「まずはホルモン治療を」と優しく諭され
今と同じような展開になりました。
(ルミナールAはホルモン治療が効果覿面)

参照:思い出したら泣きそうに(涙)


人は同じ過ちを繰り返すのですね(照
ブログに記してなかったら忘れてたやも?

過去も未来も、プロの目に
狂いはなさそうです。

餅は餅屋…!

大船に乗ったつもりで
これからもO先生の的確な指示に
従っていきたいと思います(かしこ)



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当面の治療計画をうかがい、
薬の処方箋を出してもらって
いよいよフェソロデックス(3回目)

オキシコンチンがなかった分、
今回は注射がダイレクトに感じましたが、
普通に我慢できるぐらいの痛みでした◎

そして今回のお会計も初回で限度額一杯に、
(フェソロデックスがある限りつづく)

最近は病院で財布の紐が開きっぱなしですが、
それで命を救われていると思えば安いもの…!
高価なお薬の効果にも期待しております。

〜7月の診察終了〜


そんなわけで、今回の診察は
予想以上に嬉しいお知らせが多く、
気分も上向きになりましたが、

果たしてフェンベンダゾールの話を
公表してよかったのだろうか?

O先生の立場は大丈夫だろうか?
これを見た製薬会社はーー(溢れ出る妄想)

新たな不安がつきまといますが、
ブログを書きながら気がつきました。

フェソロデックスもフェンベンダゾールも
頭文字に「フェ」がつくので、

ミラクルが起こった時は
「フェ○○○○○○が効いた」

こう書いておけば
問題ないのでは?(病院も犬も)

ナイスアイデア!

意義ナーシ!!

どうか、フェ○○○○○○が
奇跡を起こしますように…!

今日も元気をありがとう✡️


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コメント


きゅうりが立派!
採れたて新鮮(*´`)

O先生が素敵すぎです。
読んでいて里見先生を浮かべたら
猫耳さんも里見先生と書いていた!
これはもうO先生=里見先生のイメージです(笑)

現状維持最高ですよ(*^^)v

トマト畑はカオスです(大成長)

>はるさま

嬉しいコメントをありがとうございます。
はるさまの主治医さまはどんな人かしら…?
ゆるふらドクターは少しお堅いイメージですが、

すっかりつきあいの長くなった
はるさまと(女子校の生徒ばりに)
ドクターの噂話ができて嬉しいです◎

「教室の後ろの方でふざけていたい」
そう話していたこともありましたが、
月日を経て、私達も多少は大人に、
もとい患者らしくなったのやも?(笑

これからも末永く(現状維持で)…!
ゆるふらブログも楽しみにしています♫

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