本日の釈明会見


なんでもないようなことが
幸せだったと思う…


一昨年の初夏頃「このままだと1〜2年」
そう主治医さまから重々しく言われた時は、
しばらく頭の中が真っ白になりましたが、

それからというもの、ふとした瞬間に
有名なあの曲のあのフレーズが(↑)
頭の中でリフレインするようになりました。

いったいアレは何章まで続くのだろう…?
(きっと無限に続くことでしょう…)
おっと、違った違った!

特攻隊さながらに命知らずだった私はその後、
己の生き様をおさらいするかのように、

多くの民間療法をごっそりカクテルしたり(漢方含む)
純度の高いアルコールで痛みを忘れようとしたり、
あちこちのペインクリニックの扉を叩いたりして、

その後なんやかんやと1年ほど
病院には近づきませんでした。

そのままでは死にますと言われたのに、

なぜドロンしたのか?


    ∧_,,∧
   (`・ω・´)
   Uθ U
 / ̄ ̄| ̄ ̄\
 |二二二二二二二|
|       |
パシャ パシャ パシャ パシャ
  ∧∧└ ∧∧
 (  )】(  )】
 / /┘ / /┘
ノ ̄ヽ ノ ̄ヽ


〜〜ここから釈明会見スタートです〜〜
〜質問のある方は挙手お願いいたします〜

パシャーパシャーパシャーッ
(↑シャッター音)


東南新聞/記者「はい!トナスポの田中です。
いくつか質問よろしいでしょうか?」

天の声(((はい、質問どうぞ!)))

田中「なぜ、すぐに治療しなかったのですか?」

私「大きな大きな勘違いが、私の頭を混乱させたのです。
それはまるで免許の筆記テストのひっかけ問題みたいな…」

田中「どういうことですか?」

私「もう治らない、とO先生から言われた時に、
治らない→治療しても治らない→バカは死んでも治らない…
おバカな私は、治療しても無駄と解釈してしまったのです」

田中「どうしてそうなった?(怒)」

私「ショックでぼんやりしていた…?もしくは
スピーカーが好きすぎて少し難聴気味なのかも?(照)
それかオキシコンチンの飲み過ぎかなー?アハハハ」

田中「目が泳いでますよ(少しイラッ)」

私「小生、網膜剥離だもんで
どうかおひとつ…(キリッ!)」

※時折、光った飛蚊症がフワフワと飛ぶものの
左目のチカチカは前髪より上で見えません↑
放射線治療、テラヤバス…!(経過良好にて)

私「病院で治せないのなら、自分でやれることをやろう、
死と隣り合わせにいた私は、混乱したまま日常を向かえましたが、
実は体が痛くてそれどころではなく、とにかく毎日必死でした」

田中「なるほど、それで病院へ?」

私「イチニ血痰、ニニ胸(背中)痛、
サラシがナクテ、ゴニ診断書むにゃむにゃ…」

田中「解説お願いします」

私「体のあちこちが激しく痛み、血痰も増加、
薬もコルセットもなく、診断書も必要…(The 八方塞がり)
…気がつけば、あの白い部屋に私はいたのです」

田中「前世も見えそうな雰囲気ですね(汗)」

私「あの世を垣間見た気がします(笑)」

田中「1年経っても生きてて良かったですね。
それからどんな民間療法をなさっていたのですか?」

私「きっと一度は耳にしたことがあるであろう
さまざまな民間療法にトライしておりました…しかし
癌の進行は止められなかった、しこりも増えました」

田中「進行が遅かったから良かったものの、
しっかり棺桶に足を突っ込んでいたわけですね、
無知って恐ろしい…(ガクブル)」

私「ガッチリ民間療法していたとしても
今思えば、無治療にはなんら変わりありません」
(隠し持っていたノニをゴクリ)

田中「ふむふむ、民間療法は治療にあらず、
そういうことですね?」

私「まさしく、そういうことです」
(握りしめていたCBDオイルをペロリ)

私「痛みと死の恐怖に震えていた私は、藁をもすがる思いで
ホルモン治療を再開してみたいと申し出ました。すると
初回の時の自殺願望は消え、治療の効果も抜群だったのです」

田中「ではなぜ主治医は、治らないと言ったのですか?」

私「全身に癌が回ってしまうと完全に消滅することはない、
そういった意味合いでした。癌患者の方ならわかると思いますが…

皆さまも、末期癌が治ると舌を巻く悪質業者には
くれぐれもご注意ください」(人参りんごジュースをグビグビ)

田中「なるほど、完全に治るわけではないが
病院の治療は効果が抜群だったと…
じゃー治らないなんて言わなきゃいいのにね」

私「う、うん」(確かにそうかも?)

天の声(((宴たけなわでございますが、お時間も残りわずか…
質問は以上でよろしいでしょうか?)))

ブログ読者/山田「はい、はい、はーーい!」

天の声(((はい、それでは手短かにどうぞ)))

山田「漫画みたいにガーーーーン!となりましたか?」

私「オフコース!それからというもの、
ガーーーーン!は私の常套文句です(心の中で)」

山田「ガーーーーン!(マジかよ!)」

私「違います、正しい使い方は
マジかよ!(ガーーーーン!)です」(笑)

山田「(かっこつけるのって)大変ですね、
かっこは心の声、かぁ…」(遠い目)

お後がよろしいようで…
(よろしくない!)

〜妄想釈明会見これにて終了〜

あら、いけない私としたことが
もうこんな時間じゃない!(時計をチラリ)

そんなわけで、お忙しい中、
私のくだらない妄想会見におつきあいくださり、
誠にありがとうございました(半フィクションです)

ズボラでもいい、
笑顔が見せれるなら…

もうこんな時間だというのに、
髪の毛もボサボサなままですが、※絶賛療養中
皆さまも笑いながら、のらっと過ごしましょう◎

さーて、そろそろ電気カーペットから剥がれて
ひとまずご飯でも炊こうかな!
(現在ホッカイロでぽっかぽかにて)

皆さまもあわてずにぼちぼちと、
今宵も楽しい時間が過ごせますように〆

今日も元気をありがとう✡️

^_^
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コメント


No title

パチパチパチ

素晴らしい会見でした。共感する人もとても多いと思います。

治らない、その先生の一言でどん底に落とされた気持ちになった人も大勢います。でも、治らない=命がなくなるでは、ないんですね。
何か治療を続けていかなければならない、ということです。
乳がんの場合、薬もいろいろある、のろまな細胞の人も多い、ので、上手く共存すれば慢性病のような感じで生きていけます。パーキンソン病、橋本病、高血圧の人だって、薬を一生続けないと生活が困難なのです。

誰だって、病気を完治させたい、でもその思いが強すぎると「〇〇でがんが消えた!!」って方に行ってしまうんですね。(きちんとした治療をしながら、ゆるゆる食事療法とか、なんちゃってマクロビくらいなら大賛成だけど)
代替療法でよくならずに、標準治療で、えーっこんなに効くの?という人もしばしばいます。

すべての乳がん患者のみなさんにこの会見読んでもらいたいです。

それにしても、猫耳さんてラブリー。
カエルとアダムの漫画もシュールです。

おはようございます٩( 'ω' )و

>じゅんさま

本日も嬉しいコメントをありがとうございます◎
(なんと拍手まで!)半フィクションといえど
いつもふざけてばかりでスミマセン(照)

あわよくば、この妄想釈明会見が、
ドクターの告知等で頭が混乱している
患者さまの目に止まれば幸いです(あの頃の自分にも…)

後から後悔しないためにも、これからもあわてずに
冷静に治療していきたいものです◎

だいぶん寒くなってまいりましたので、
じゅんさまも風邪などひかぬよう身も心も
あったか〜くしてお過ごしください。

いつもあたたかい気分をありがとうです!
今日も笑顔の多い一日になりますように☆

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