思いがけず延長戦突入

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先日は眼科の検査結果を聞くべくして
いつもの病院へ行ってまいりました…(遠い目)

連休前の病院はいつもより混み合っていて、眼科の待合室は
立ち見が出るほど賑わっておりましたが、私はXperia片手に
「今日は話を聞くだけだ」と軽い気持ちで受付を済ませました。

すると受付して早々に、眼科の白衣の使者から
目つぶしをくらいました(←瞳孔を開かせる目薬)

「なんだ、話だけじゃないんだ…」そう思いながら
いつも通りにいろいろな目の検査をして、

いよいよ眼科の親分から呼び出されてみると
そこには研修中とおぼしき学生さん達もチラホラ…

緊張した面持ちで親分ドクターの話に耳を傾けると
「目に癌の転移は珍しいと思うのですが…」と
私の左目の画像を見ながらゆっくり説明を始めました。

 …ええーーい!
 画像と解説はもういい!
 検査の結果はどうなったんだ!!!

モヤモヤした私が心の中でそう叫ぶと、
(↑先日ネットでも同じ気分に)

目玉の親分は少し顔を曇らせながら
「ううーん、きっと乳がんの転移だと思う」と言いました。

しかし言ったそばから「きちんと検査できない場所だから
まだはっきり転移とは言えないな、ううーーん」となぜか
患者の不安を増すようなポージング…(親分ドクターなのに!)

「もし癌の転移ならしばらく進行状況を見ながら
状況次第(網膜の剥がれ次第)で放射線治療をしてみましょう。
それで良くなったら転移だったということで」

目玉の親分は研修生達にも目を光らせて
さくっと話を終わらせようとしました。


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【モンスター図鑑】No.303 おおめだま


「しばらくは視野の検査(どれぐらい見えるか)をしながら
様子を見て行きましょう。次の検査は一ヶ月後です。
後はFドクターから話を聞いてください。何か質問は?」

そう言われた私は、不安を取り払うべく笑顔ではっきりと
「今までの検査では転移かどうかわからないんですか?」と
目玉の親分に直球で聞いてみました。

すると目玉の親分は目の色を変えて「乳がんでもなんでも
普通は切って生検するでしょ!目は切れないでしょ!」と
まくし立てるように私に言いました(えぇっ!どうしたの?)

教科書通りな解説に、私はますます頭が混乱して
この時はそれ以上質問することができませんでした。

心のモヤモヤが拭えぬまま、視野の検査を
ポチポチと行い(どこかが光ったらスイッチオン)

瞳孔が開いた目をこすりながら、去り際に再度
目玉の親分に質問をぶつけてみました。

私「先生の考えだと何割ぐらいの確率で
  癌の転移と思いますか?8割以上ですか?」

目「いやーーー、厳しい質問だな(苦笑い)
  まぁ半分以上は転移だと思うけど…」と
なんともはっきりしないはてなアンサー(半分って!) 


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 あれだけ検査しても、左目はまたこのままか…
 見えなくなるまで治療しないのかな?
 この勢いだとじきに視界の真ん中まで
 チカチカ嵐が攻めてきそうだわよ(大汗)

そんなことを考えながら、身も心もモヤモヤした状態で
それまでの経緯(会話)をリアルにO先生に報告いたしました。

するとO先生はカルテ(眼科からのお手紙)を読みながら、

「今の状況だとどうすることもできませんが、今の治療は
体にバッチリ効いてるので継続します。でもそれだけじゃ
不安になりますよね…」とすぐさま患者の心を見抜きました。

どうすることもできない私の左目に
しばしうつむく主治医と患者でしたが、

「でも癌の進行は遅いので焦らないでください」と
O先生は前向きな意見を投げかけてくださいました。
(さらに都内への転勤もなくなったそうです)←朗報

 〜この日の診察おしまい〜


そんなわけで、私の網膜剥離な左目は
まだ治療ひとつできぬまま、
なんと!延長戦突入です(The 様子見)

終わってみれば、担当が変わったのか?
今まで真剣に目をかけてくれていた眼科の
ドクターKにも会わなかったし、

大ベテランな眼科の親分にわからないんじゃ
それがシロートの私にわかるはずもありません(南無…)

 まぁ左目がダメなら右目があるさ!

アイパッチ博士がしているような
かわいい眼帯でも見つかれば幸いです。


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といったわけで、「網膜剥離の行方」は
これからも続きそうな雰囲気でございます。

眼科のセカンドオピニオンも検討中ですが、
また展開があったら(視界の)スキを見て
こちらで報告しますので、これからもどうかおひとつ…!

えぇ?長文は目がすべるって?
それは大変失礼いたしました(ΦωΦ)ムホッ

ネットサーフィンもほどほどに、
皆さまもぼちぼちと目を休ませつつ
何卒ご自愛くださいませm(_ _)m

今日も元気をありがとう✡

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コメント


延長戦

前の日記にコメントしようとリロードしたら新しい日記が。。

>すると目玉の親分は目の色を変えて「乳がんでもなんでも
普通は切って生検するでしょ!目は切れないでしょ!」と
まくし立てるように私に言いました(えぇっ!どうしたの?)

やっぱりお医者様も人の子、医学生の前で恥をかかされたみたいに感じたのでしょうかね。。

原因不明が不安ですね。
放射線を目に当てて大丈夫なのかしらと、私も思いますし、実験台はごめんです。

私の父も左目でしたが、今も右目は普通に視力があるので、PC相手に碁を打ったりしてます。目は疲れやすいとは言いますが。。

でも本当に猫耳さんの状況は乳がん患者の通る道、乳がん漫画の原作として最適だと思います。
昔、削除されたブログがあるそうですが、その時の話(民間療法のこと?とか)もきっと興味深いと思います。どこかに残ってないのでしょうか?

今は大変な時期だと思いますが、延長戦の間に、まったり延命日記、漫画版の原作を考えるのも楽しいかも。。。
印税生活も夢じゃない!(笑)

茶化しているんじゃないです(そんな風に感じられたらごめんなさい)。

エクスペリア君に読み上げ&聞き取りしてもらって(やったことないけど、出来るんですよね?)、目をいたわってあげてくださいね。

ご無沙汰しておりました

久しぶりに覗いてみたら・・
網膜剥離ですか?
パソコンもあまりできませんか@@;

>まぁ左目がダメなら右目があるさ!

この言葉に唸ってしまいました。
前向き!
でも、転移じゃなくて、加齢で網膜が疲れたんじゃないか?
と、私はそう思っています。
そっちのがいいですよね?失礼じゃないですよね@@;

今私も目が痛いです。それで頭痛になっています。
それなのにパソコンをしています。
ほどほどにしましょう。(;'∀')

また寄らせてもらいます。
ご自愛くださいね。


夢の印税生活

shalakiさま、いつも親身なアドバイスを
本当にありがとうございますm(_ _)m

現在お父様の右目が活躍中とのことで
またひとつ安心いたしました◎
(私もまだ右目は現役です…!)

そして明るくて元気の出るような闘病マンガ、
ぜひとも読んでみたいものですね。

私はカエルしか描けませんが(今回の記事にも登場)
いつしかshalakiさまも喜ぶような愉快な
乳がんマンガなぞ提出できたら幸いです(ΦωΦ)

元気の出るお話をいつもありがとうございます。
これからも何卒よろしくお願いします(大感謝✡)

お久しぶりです♪

ぽぽ詩さま、お元気でしたか?!
最近ブログが再開されてホッとしておりました。
美味しそうな朝ごパンと心あたたまるお話を
いつもありがとうございます◎

なんと、ぽぽ詩さまも目が痛かったなんて!
タイミング的に少し驚きました(¯―¯٥)
やっぱりホルモン治療の副作用もあるのかな?

ネットもついつい夢中になりがちですが、
たびたび目も休ませつつ、ぼちぼちとまいりましょう。
ぽぽ詩さまも何卒ご自愛くださいましm(_ _)m

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