自分と似た患者さんには親近感が沸いてくるものです

私も自己紹介がてら、自分の病歴を簡単に記したいと思います。
平成22年7月(当時36歳)右胸にしこりを発見超ド田舎にいたため、ステージ初期にもかかわらず
病院にて手術困難と言われる。
しばらく食事療法やラジウム石などの民間療法で様子をうかがう。

「天然の放射線」
平成23年5月、横浜へ移住しこりが成長してきたため、横浜の某病院にて
右胸温存手術を受けることに。
周囲のすすめで手術後は病院を替えて
免疫療法的な代替治療をはじめる。
※この頃の経過を雨風呂に詳しく記していたものの、
突如ブログが削除されました

(某クリニックの陰謀か?)
…なので飴風呂は使いやすいけど、
もうこれ以上使いたくありません(fc2に期待

)
~しばらくの間(治ったつもりで)病気を忘れて愉快に過ごす~

「病気を忘れて元気に過ごす私」
平成24年2月、山梨へ移住私生活がバタバタしていて治療や検査などが怠りはじめる。
さらに10月、想定外の妊娠が発覚…!
平成25年5月、子供を出産(超安産)その後、慣れない育児に心も体もどっぷりと疲れ果てる。

「玉のような男の子ですた」
平成26年6月、育児も落ち着き再び病院に検査へ検査結果は驚愕のステージⅣ(リンパ、肺に転移)
「このままだと余命1年」と宣告を受ける(南無…!)
延命治療としてホルモン治療(ノルバデックス)をはじめたものの、
なぜか自殺したい気持ちが抑えられず、治療を中止。
~痛みに耐えながら再び様々な民間療法を行う~
平成27年7月、余命も過ぎたので病院に検査へ「思ったよりも悪化していないが、進行は進んでいる」とのことで
再びホルモン治療(ノルバデックス+ゾラデックス)をはじめる。
嬉しいことに以前のような精神不安定もなく、
治療が順調に見えた矢先、背骨にも転移が見つかる。
顎骨壊死防止に12本抜歯して、ゾメタ治療をはじめる(←イマココ)
-------------------病歴おしまい-----------------------------
・・・そんなわけで、世間で言う「無治療」があだとなり、
あっという間にステージⅣになってしまいました

主治医さまからよく「もう治らない」と言われますが
私にはやれる治療がまだまだまだ・・・!(興奮

)
この調子でしれっと長生きするぞ!!!
いつも元気をありがとう
「転移が進んでいるので手術はできません。
延命治療はできますが、もう治りません」O先生(主治医さま)からそう言われた時は、
「いよいよ私も末期癌か…!」とお先が真っ暗になりました

末期癌といったら癌患者だけでなく、誰だって
苛酷で悲惨なイメージを思い出すはず

(テレビの見過ぎ?)
悲劇のヒロイン風に打ちひしがれていた私を見て
いたたまれなくなったのか、
「末期は死にかけの寝たきりの状態のことでしょ?
あなたはまだ末期じゃないよ」
そう言ってボウ(パパさん)が励ましてくれました

※ボウのお父様は膵臓がんで6年前に亡くなっていて
私より癌について情報量(経験)が多いのです

しかし、そう言われてもなかなか前向きになれなかった私は
お得意のYahoo知恵袋を舐めるようにウロウロと徘徊しました


…おぉぉ!同じような質問があった!
ステージ4は末期癌ですか?ベストアンサーの方が言うには、
末期がんとは「治療の方法がほぼ無い、又は通常のガン治療をしたら
身体の体力を奪って死期を近づけてしまう状態」であり、つまりは
「これ以上の治療はできない」と専門医に言い渡された状況をいいます・・・ムフーッ!
私はまだまだ末期じゃないわよ!!!(俄然元気が出ました

)
できることなら悲劇でなく、
喜劇のヒロインになりたいものです

いつも元気をありがとう◎

「生き別れ中のネゴちゃん(きゅうり!)」
あまりふざけてばかりいると
某・巨大掲示版で「詐称ブログ」と叩かれそうなので
今回は真面目なお話をしたいと思います

お題は
「乳がんの顔つき」他の癌はあまりよくわかりませんが、
乳がんはそれぞれ顔つきが違って
同じ乳がんでも治療方法や進行速度も人それぞれです。
素人ながら文献を紐解いてみると(図書館いいね

)
どうやら「ルミナールA」タイプが優しく穏和なタイプで
患者達からも評判は悪くない模様(人気者♡)

あいにく私はER・PgRが共に陽性、
HER2が+1の陰性で(+3から陽性とのこと)
「ルミナールB」というタイプに分類されました
※訂正追記あり(9月16日)
優しそうに見えて本当は優しくないだなんて、
なんだか自分のことを言われてるみたい

(私の中にはあらくれたおじさんが常に待機中です)
…いや!
私の壊れた分身の癌細胞はきっと
私自身に違いありません(お前が癌だ!は正論かも

)
しかしながら実生活にて
心強いあらくれ親父も頼りになります

あらくれ親父(癌細胞)よ、
これからも仲良くやってこうぜ!
いつも元気をありがとう
《訂正追記/2015年9月16日現在》本日の診察にてO先生(主治医さま)に確認したところ、
私のタイプはルミナールAかBかは不明とのことでした。
また生検等で詳細がわかり次第、報告したいと思います◎
他のブログみたいに記事一覧をトップに貼りたいのですが
fc2のカスタマイズはなかなかむつかしいですね

(いや、眠れぬ夜の暇つぶしには最高です

)
たくさんのブログ民が集う某「ブログ村」を徘徊すると
雨風呂率が非常に高く(勝因は使い易さと見易さか?)
なんだか飴風呂がiphone、fc2がgalaxyみたいに感じますた

※5月にiphoneを落としてからすっかりgalaxy派です(カスタム☆)
↑ポチッとしてもなんにもなりません
(まだ非村民です)…そんなわけで(?)今でこそ、こんなに元気な私ですが
実は医療麻薬を使用し始めたつい6月ぐらいまで
背中や肋骨、左足などの激しい痛みに一生懸命耐えていました

痛みの原因が癌の痛みだったのかは不明ですが、
24時間どんな時も様々な痛みがつきまとい(寝ても覚めても)
その痛みは、どのペインクリニックに行っても
さほど良くなりませんでした

(ブロック注射通院は高いくせに痛みがひどくなりました)
あの頃はあちこちが痛くて疲れ気味の自分が
すっかりデフォルトになっておりました

今思えば、まさしく癌患者の
イメージそのものだったのかも…?(ガクブル)

そんなつらい日々がおよそ2年ほど続きましたが
医療麻薬の登場によって苦痛はあっさりと消え去りました

初めてオキシコンチンを飲んだ時なんぞは、
あまりの体の激変に感動すら覚えました

(もう治りました!と主治医さまに宣言しちゃったくらい)
痛くないってほんとに素晴らしい!…といったわけで、痛みのコントロールとQOLが深く密接しているのを
身を持って体験いたしました(物事も通常に考えられます)
癌患者の皆さまだけでなく、世の中の誰しもが
痛みや苦しみのない生活を送れるよう心から願っています

いつも元気をありがとう(心の底より)

私は4年前に温存手術をしているので
右胸が左胸の1/3ぐらいしかありません(サイズも謎)
自分は全摘でも構わなかったのですが、当時の
手術医(Dr・ヤス)が女性に優しいフェミニストで
「なるべく残そうね♡」と変に気を利かせてくれたのです

…が、傷跡が落ち着いても右胸と左胸の大きさがバラバラで
見ためは一向に落ち着かず、現在にいたります

(遠い目)
まぁ、子の離乳もとっくに終わっているし、
(母乳育児は困難を極めました)
誰に見せるわけでもないので(O先生の診察ぐらい?)
特に普段は気にも留めておりませんが、
温泉など裸な場所ではやはり人目が気になるものです

私は温泉がジャブジャブ湧き出る環境に住んでいるので
たびたび温泉に足を運びますが、手術をしてから
温泉に行きづらくなった患者様もきっと少なくないはず…
…自称「温泉マニア」の私は
声を大にして言いたい
誰も見てないよ!…と(本気です)
好奇心旺盛な子供や噂好きな知人はアレですが、
大抵の人は洗ったり浸かったりと自分のことに一生懸命で
あまり人のことは気にしていません(癒されたい大人多し

)
めっきり涼しくなってきたことですし、
温泉好きな患者様、人目はさておいて
ぜひ温泉でまったりしましょう(QOL向上委員会より)

…ちなみに私は浴室内の移動中だけ
右胸をタオルで隠してます(湯船ではタオルを頭へ)
さらに一番右手の洗い場を陣取るなどして
右側をガードすると、体を洗う時にも敵の目を欺けます(←?)
よかったら真似してみてくださいまし

(慣れてしまえばなんてことありません)
「そんなこと言っても裸なんて無理だわよ!」…そんな患者様には、着たまま入浴ができる
入浴衣などもあるようです(少し目立ちますが)
バスタイムカバー寒い日は温泉で身も心もポッカポカに♡
次はどこの温泉に行けるかな?
いつも元気をありがとう
